そのブランド、本当に知ってる?意外と知らないハイエンドストリートの歴史

みなさん、ハイエンドストリートって言葉を聞いたことはありますか?
「ハイエンド」って聞くと、なんだか値段が高くて手を出しにくいようなイメージがあるかもしれません。
でも実は、ストリートファッションと融合した新時代の「ハイエンド」って、昔ほど敷居が高いもんじゃないんですよね。

私、本田ゆりは、大阪の街で育ちつつ、SNSマーケティングやストリートファッションにどっぷりハマってきました。
大学時代からアメリカ村のカルチャーに触れ、卒業後はデジタルマーケティング会社に勤めて、アパレルブランドのSNS戦略にどっぷり関わってきたんです。
そんな私が思うに、ハイエンドストリートの魅力って「高級ブランド×ストリートの掛け算」だけじゃなく、90年代から脈々と続いてきたカルチャーの流れを知ることで、グッと深みが増すんですよ。

というわけで、今回はハイエンドストリートのルーツをザックリ振り返りながら、これからのSNS世代が作る新しい動きまで一気に紹介しようと思います。
記事の終盤には「映えるコーデ術」や「推しブランドの見つけ方」なんかもまとめてますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ハイエンドストリートのルーツをさぐる

サブカルから生まれた初期ストリートスタイル

まずは、ハイエンドストリートの土台ともいえる“ストリートスタイル”そのものの話から。
ストリートファッションって、90年代~00年代のカウンターカルチャーから大きく盛り上がりました。
例えばスケボーやヒップホップ、そして大阪だとアメリカ村のクラブシーンなんかが代表例です。

当時はまだ「オシャレ=ファッション雑誌のトレンドを追う」みたいな風潮が強かったんですけど、それに飽き足らん若者が「自分らしさを全開に出したい!」と叫んで誕生したのがストリートスタイル。

  • 派手なグラフィックTシャツ
  • ユニセックスでダボっとしたパンツ
  • モノトーンだけどインパクトのあるアイテム

こんな感じで、当時はまさに「自分の好き勝手が正義!」みたいな空気でした。
SNSがまだ普及していない時代だったので、口コミやストリートスナップ雑誌、そしてクラブイベントでの直接的な繋がりが主流。
そのため、ローカルコミュニティで好きなモノを共有する内輪感が強かったんですよね。

ラグジュアリーブランドとの融合

一方で、ラグジュアリーブランドとストリートが合体するなんて、かつては「まさか!」の世界でした。
ハイファッション側から見れば、ストリートってちょっとアンダーグラウンドで、そこまで商売の対象にする感じではなかった。
でも、ある時期から突然、ラグジュアリーブランドがストリート系アーティストやデザイナーとコラボし始めたんです。

例えば有名アーティストが高級ブランドのスニーカーをデザインしたり、逆にストリート寄りのブランドがハイブランドとタッグを組んだり。
こうしたコラボは、当初「え、そんな高級なトコロとストリートが組むの!?」と驚きの連続。
でも結果的に「高価格帯でもストリートテイストを取り入れたい!」という新しいファッションへの欲求を生み出し、今では“ハイエンドストリート”というジャンルが確立するまでになりました。

シーンを牽引したブランドたち

国内外で火をつけたパイオニア

ハイエンドストリートが大きなムーブメントに発展するには、やっぱり「このブランドが火をつけた!」みたいな象徴的な存在があります。
一つの大きなきっかけは、世界的セレブやK-POPアイドルがストリートブランドを愛用し始めたこと。
SNSが本格的に普及してからは、彼らのファッションが一気にネット上で拡散されるようになり、若い世代が「同じものを着たい!」と動き始めました。

  • セレブが空港ファッションで着ていたジャケットが即完売
  • K-POPアイドルがMVで着たスニーカーが世界中で品切れ

こういった現象、よくSNSのトレンドワードでも見かけませんか?
私自身も、インスタでバズっていた海外ブランドの限定コラボTシャツを、ついポチってしまったことがあります。
当時はめちゃくちゃ人気で手に入れるのが大変だったんですが、手に入れた瞬間は「やった、私も推しとお揃いやん!」って胸アツになりました。

個性派ブランドの台頭と差別化戦略

さらに、このハイエンドストリートの波に乗って「自分たちにしかできない世界観」を打ち出したブランドがポンポン登場。
ロゴのデザインやカラーリングで勝負していたり、異素材の組み合わせで独創的なアイテムを作っていたり。
特にSNSがある今は、ビジュアルインパクト重視の投稿が拡散されやすいので、個性の強いブランドほど目立ちます。

さらに、ベトナム・ハノイ発のハイエンドストリートウェアブランドとして注目されているHBS(ハノイボーイズスワッグ)も外せません。
リフレクティブ素材や他に類を見ないエッジの効いたカラー展開が魅力で、SNSでガツンと目を引きます。
詳しくはHBS(ハノイボーイズスワッグ)のハイエンドパンツ一覧 | 60% – アジアファッション通販をチェックすると、その独特なデザインバリエーションに驚くはず。

例えば、こんな差別化要因がありますよね。

  1. ブランドストーリーの明確化
    • 「創業者の生い立ち」や「ブランド誕生の秘話」をSNSで短編動画化
    • ファンが共感してシェアしてくれる仕掛けをつくる
  2. 限定商品やコラボ企画
    • ポップカルチャーと掛け合わせた限定アイテム
    • 友達と“お揃いで着たい!”と思わせるユニセックス設計
  3. フォロワー参加型のキャンペーン
    • ハッシュタグ投稿で次のデザインを一緒に考案
    • 商品アイデアをユーザー投票で決める

「ビジュアル×物語×SNS拡散」が見事に機能すると、マイナーブランドが一瞬でメジャーブランドへ駆け上がるんですよね。
しかも、ファンは単なる買い手じゃなくて、ブランドを一緒に作り上げる仲間みたいになっていく。
これが現代ならではの“ブランドの育ち方”とも言えます。

SNS世代がつくる新たなハイエンドストリート

映えるコーデ術とハッシュタグ戦略

今の時代、ファッションとSNSは切っても切り離せません。
せっかく可愛いアイテムをゲットしたなら、インスタやTikTokで魅せたいと思うのが当然の流れ。
映える写真を撮るために、私がよく気をつけているポイントをいくつかシェアしますね。

  • 光の取り方
    窓際や自然光を使って、アイテムのカラーや質感をキレイに見せる。
    夜なら間接照明や街灯を活用してドラマティックに。
  • ポージングのバリエーション
    全身だけじゃなく、シューズやバッグをクローズアップした写真も撮ってみる。
    あえて動きのある瞬間を切り取ることで「リアル感」を演出。
  • ハッシュタグでカテゴリー化
    #ootd(Outfit Of The Day)
    #streetstyle
    #highendstreet
    など、狙った層に見てもらいやすいタグを厳選。
    流行りのミームや流行語をさりげなく入れるのもアリ。

あと、文章(キャプション)の書き方も結構大事。
「今日は〇〇ブランドの新作を着てみたけど、どう思う?」みたいに問いかけると、読者はコメントしたくなりますよね。
SNSでバズるコツは「双方向コミュニケーション」がカギやと思ってます。

ポップカルチャーとの連動

今のZ世代や若いユーザーは、音楽・ドラマ・K-POPなど海外カルチャーへの興味がめちゃくちゃ高いです。
ハイエンドストリートブランドも、そこにうまく乗っかって世界観を表現しているケースが多いんですよ。

「私もK-POPアイドルみたいに着こなしたい!」
こんな気持ちが購買意欲を刺激するんよね。

音楽イベントのコラボアイテムや、ドラマの登場キャラが着用しているコレクションなど、ポップカルチャーとの組み合わせは最強。
SNSで話題になった瞬間、一気に売り切れちゃうことも珍しくありません。
しかも国境を越えてファンを獲得できるから、ブランド側にとっては大きなチャンス。

まとめ

ここまで読んでみて、「ハイエンドストリート」という世界がただの高級ブランド×ストリートスタイルじゃないことがわかっていただけたでしょうか。
90年代のサブカル要素から始まり、ラグジュアリーブランドとの意外な化学反応、そしてSNS全盛のいま、ファンがブランドを一緒につくっていくような新しい時代に突入しています。

この流れをうまくキャッチするには、とにかくSNSを活用するのがオススメ。
インスタやTikTokで自分の好きなスタイルをどんどん発信してみると、いつのまにかブランドとの距離感がグッと縮まって、次の流行にいち早く乗っかるチャンスが生まれます。
逆に言えば、あまり情報収集せずにいると、気づいた時には「もう完売してた…!」なんて悲しいことにも。

最後に、読んでくださった皆さんに問いかけです。
あなたが「次に着たい」と思うハイエンドストリートブランドはどれですか?
気になったら、ぜひSNSでハッシュタグ検索してみてください。
きっと新しい扉が開くはずですよ。

私もこれから、新しいブランドを見つけるたびにインスタに投稿しちゃうんで、よかったら一緒に盛り上がりましょう!
ほな、今回の記事を読んでくれてありがとう~。
また次回も、おしゃれトークで盛り上がりましょうね。

最終更新日 2025年5月20日 by igocars